情報科学概論 11/5

前回(10/29)授業での質問

Q1  パケット通信はクライアントとサーバのやり取りに必ず含まれるのか疑問に思った。
PCやスマホはホームページや電子メールを見れるので,TCP/IPというプロトコルで接続されているわけですね。
データを小分けにするパケット通信はインターネット接続規格(TCP/IP)の一部。インターネットに繋がっている=TCP/IPで繋がっている。

Q2  パソコン室のPCやプリンタはIPアドレスを固定させた方がいいという事だが,どんな利点があるのか?

トラブル時に機器の特定がしやすい。プリンタは端末から機器を見つけやすい

Q3 有線接続でも遅い場合はルータを変えれば速度は改善されるのでしょうか?

よほど古い機器でない限り,有線接続でも速度の改善は見込めない。
Q4 ルータの接続や設置について注意する点はありますか?
(1)管理画面に入るための初期パスワードは変更しておく(2)ファームウェア(ルータの中のソフト)もたまに更新,など。遠いとWi-Fiの電波が弱くなるので,使用箇所のなるべく中央付近で少し高い場所に設置。電子レンジの近くも避けるといい。
Q5 IPアドレスの手動入力でウィルスに係る確率はどれぐらいある?
IPアドレスの自動取得と手動入力でウィルスに係る確率は変わらない。

電子メールの仕組みと正しい使い方

(いまさらだが,)電子メールのメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • すぐに届く
  • 相手が不在でも送信できる
  • 添付ファイル(資料)も送信できる
  • 送信側,受信側双方に記録が残る
  • 同時に複数に送信できる
  • 確実に届いたかどうかわからない
  • 相手が読んだかどうかわからない
  • セキュリティ上の問題(ウィルスメール,情報漏洩など)
  • 迷惑メール
電子メールの届く仕組み(メールソフト利用の場合) 
Aさん(aaa@mmm.jp)からBさん(bbb@kkk.jp)にメールを送る場合の一例

メールソフトに必要な設定

◎ POPサーバ(受信用サーバ)
◎ SMTPサーバ(送信用サーバ) ← POPサーバと同じ場合もある
◎ POPサーバのユーザID(アカウント) ← メールアドレスの@より左側 (@より右側は通常ドメイン名)
◎ POPサーバのとパスワード
○ SMTPサーバの認証設定 ← POPのパスワードを使う場合などがある

総務省 電子メールの仕組み「国民のためのサイバーセキュリティサイト」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/basic/service/04/

メールのデータの中身:ヘッダと本体

主なヘッダ情報

本体

宛先もいろいろ

例えば, To:Aさん,Bさん  Cc:Mさん  Bcc:Xさん,Yさん

でメールを送った場合,ヘッダには

To: Aさん,Bさん  Cc:Mさん

しかつかない。(Xさん,Yさんに送ったことは受け取った本人にしかわからない)

携帯などのアドレス変更はBccでおこなわないと,他の人のアドレスが送信先全員に伝わる。

ビジネスメールの基本マナー

テクニック集|ビジネスメールの教科書:https://business-mail.jp/

こんなメールはダメ

危険なメールとは

迷惑メール対策

アドレスを知られない

それでも迷惑メールは来る
→ セキュリティソフトでブロック,メールソフトで振り分け

便利な使い方

送信ボタンを押す前に