情報科学概論 1/13
前回(1/6)授業での質問
| Q1
SNSが無償なのは利用者の情報収集のためという事だが,それ以外に企業が得られるメリットは? |
| 大きいのは広告収入。Meta社(Facebook,インスタ)の収入のメインも広告。 |
Q2 Googleはどれぐらいのもうけがあるか気になった |
| Googleの親会社(アルファベット)の2025年7-9月決算では売上高1023億ドル,利益が350億ドル(5兆円以上)。 |
Q3 家のテレビはYouTubeがみれるのですが,たまに外部からBluetooth接続の許可申請が来て動画が中断されます。どうすればいい? |
| テレビのBluetoothを使っていないならテレビの設定でオフにするといい |
Q4 DX化が難しい業界,業種はありますか? |
| どの業界でもある程度は可能だと思われるが,IT人材不足や投資が難しい企業,長年の経験がものをいう業界などでは進みにくい。 |
Q5 画像が砂嵐になったり,映像が乱れるのは何が原因なのか気になった |
| 1/6の第一部の授業で画像が乱れたのはHDMI切替器の不調だった模様。一般的には接続不良,ケーブルの不調などもありえる。 |
Q6 先生はiPhoneとアンドロイドはどちらがいいと思いますか? |
| アンドロイドの方が選択肢が広いが,日本ではiPhoneのシェアが高いので,関連情報やアクセサリが充実している。安全性では公式サイトしかアプリが使えないiPhoneの方が上(スマホ新法により安全性が下がる可能性もあり)。 |
Q7 私は姉の顔認証を通るけど,姉は私のスマホは開けられません。なぜ? |
| スマホの登録情報の違い。再登録すれば結果は変わるかも。 |
Q8 Web3が現在抱えている課題は? Web3はこれからどうなるの? |
分散型といっても誰かがシステム構築,管理をする必要があり,ユーザーの知識,スキルも求められる。(個人的見解として)完全な分散型は難しいが,現在のような大手プラットフォーマー(GAFAMなど)による集中管理型が多少緩んでいく可能性はある。まったく別概念のウェブのあり方(Web4 Web5 ?)もそのうち出てくる。 |
スペック(仕様)の見方
ノートPCの場合,(1)持ち歩くタイプ(モバイル)か(2)あまり持ち歩かないタイプ(大画面オールインワン)で分かれる。
モバイル系は1.5kg以下で画面は14インチ以下,光学ドライブはない。
オールインワン系は2kg以上,画面は15インチ以上,光学ドライブ付もある。
徐々にAI処理に強いPC(Copilot+ PCなど)も増えてきているがまだ高価。
以下(カカクコムの項目)は初心者にとって重要な項目は◎,やや重要な項目は○
基本スペック
- CPU ○:PC全体の処理装置。高速演算(動画変換など)をするなら高機能CPU(Core i7やRyzen 7など)。通常使用なら高性能は不要。同じ名前でも世代が新しいと処理能力が高い(インテルのCore iシリーズは2023年発売の第14世代で終わる模様。AI処理などに強いCore Ultraシリーズが2023年に発売され,シリーズ2が最新)。
- 画面サイズ ◎:画面の対角線の長さ。大きいほど見やすいが,大きい物は重い。
- 画面種類:液晶画面の駆動方式。
- 解像度 ○:縦横のドット数。多いほど綺麗な画面。標準的なのはフルHD(1920x1080)で安いのはそれより低い。高いものだと4Kもある。
- リフレッシュレート:画面の書き換えをする速度。ゲーマーでない限り気にならない
- アスペクト比:画面の縦と横の比率
- ワイド画面 :縦横の比率が16:9 など(4:3より横が広い)。最近はほとんどワイド。
- タッチパネル:画面のタッチ操作機能。最近は少な目。
- 2in1タイプ:タブレットのように使えるかどうか
- 表面処理:グレア(動画に向く光沢)かノングレア(作業に向く非光沢)
- メモリ容量 ◎:作業場所となるメモリ。最低でも8GBで16GBが標準になりつつある。多くのソフトやデータを同時に使うならメモリも多い方がいい。
- メモリ規格:今はDDR5が中心だが1世代前のDDR4もある。PCによって使える規格が違う。
- メモリスロット:追加のメモリを差し込む箇所の数。
- ストレージ容量◎:データ保存の容量。HDD(ハードディスク)とSSDがあり,HDDの方が比較的大容量だがSSDの方が高速(特にM.2規格は早い)。今はほとんどがSSD。
- ビデオチップ〇:GPUともいい,画面制御用の部品。CPU内蔵のものを使う事が多いが,ゲームなどでは高性能のGPUを必要とすることがある。
- ビデオメモリ:画面制御でGPUが使用するメモリ
- NPU:AIの処理に特化した部品。Core Ultraなど一部のCPU内蔵されているほか,まれにNPU専用(外付け)もある。
詳細スペック
- OS ◎:Windows11(もしくはMac OSかAndroid)。WindowsはHomeとProがあるが,Proは企業向けの機能が追加されているもの。
- Office詳細 ◎:ワープロ,表計算などのソフトの有無。サブスクの365が附属することもある。まれにMicrosoft以外のものも場合もある。
- 駆動時間:〇バッテリーで動く時間。実際は数値より短い。
- セルフ交換バッテリー:バッテリーを自分で交換できるかどうか。
- インターフェイス○:USBなどのポート(差込口)の種類と数。
- USB PD:本体のUSBから大容量の電源を供給できるかどうか。
- ドライブ規格 ○:CD/DVD/ブルーレイが読み書きできるか。軽いモデルは内蔵していないことが普通。
- その他 ○:ウェブカメラやBluetoothなどの機能。別途増設できることが多いが,内蔵だと便利なこともある。
- ゲーミングPC:ビデオチップなどが高性能でゲーム向けのPC
- 生体認証:指紋認証などの機能を内蔵
- インテルEvoプラットフォーム:モバイルPCで一定の機能をクリアした機種にインテルが認定。ないからといって性能が低いとは限らない。
- ファンレス:ファンがなくて静か。その分性能は抑えてあることが多い
- BTO対応:Built To Orderの略で,購入時に機器の構成を自分で選択できる売り方。
ネットワーク
- 無線LAN ○:無線でネット接続する機能。親機(アクセスポイント)が必要。Wi-Fi 6(801.11ax)対応が中心だか,さらに早いWi-Fi 7も増えている。
- LAN:有線でネット接続する接続口。
- SIMフリー対応:SIMを入れてパソコンが携帯の電波に直接ネット接続可能かどうか
- SIMカード:SIMカードのタイプ
- Wi-Fi Direct対応:無線LANルータがなくても対応するWi-Fi機器(プリンタなど)と接続する機能
- NFC:近距離(触れるぐらい)で通信をおこなう規格。Bluetoothのペアリングなどで使う。
- サイズ・重量 ◎:持ち歩くことも考えるなら,重量は重要。2kgを超えるといつも持ち歩くのはつらい。
- エコマーク:作る際,捨てる際に環境への負荷が低い事。
- カラー:外側の色
- 各種ベンチマーク:CPU処理速度の目安。
価格.com - ノートパソコンの選び方:http://kakaku.com/pc/note-pc/guide_0020/
パソコンの選び方と買い方:http://pcinformation.info/
インターネット接続方法(復習)
会社や家庭などでインターネットに接続する手段としては
- プロバイダー契約し,固定回線(光ファイバなど)で接続 (プロバイダと回線の両方の契約が必要)
- モバイルデータ通信会社(携帯キャリアなど)と契約し,モバイルルータなどで接続 (モバイルルータの代わりに携帯・スマホを使うテザリングもある)
- モバイルデータ通信会社(携帯キャリアなど)と契約し,据え置き型のルータ(ホームルーター)で接続
- 既にインターネット接続されている所(本社など)と専用線で接続
- マンションやケーブルテレビの付加サービスで接続
などがある。(会社では1,2,5が,家庭では1,2,3,4が一般的)
プロバイダ比較 | 光回線,モバイル回線 - 価格.com: http://kakaku.com/bb/
価格.com - モバイルデータ通信 | 製品情報、価格比較: http://kakaku.com/mobile_data/
"ルータ"とはネットワーク間をつなぐ機器のことだが,ブロードバンドルータ(家庭などでネット接続をするときに使う機器)のことをいう場合が多い。
・ルータを使う場合(上記1の場合)
| インターネット |
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プロバイダの機器
(モデムやコンバータなど) |
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ルーター |
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PC,
スマホ |
| 光ファイバーなど |
LANケーブル |
無線LAN(Wi-Fi),
LANケーブル |
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→ ルータがネット接続(普通は常時接続)をおこない,ルータ経由で複数機器が接続できる。グローバルIP(ネット上の住所)はルータに割り当てられ,パソコンはローカルIP(LAN内のIPで内線みたいなもの)になる。
ルータとパソコン間を無線LANでつなぐ(ルータが無線の親機=アクセスポイント機能を持つ)ものを無線LANルータと呼ぶ。家庭ではこの形態が一般的。
・モバイルルータを使う場合 (上記2,3の場合でモバイルルータの代わりにスマホを使う機能はテザリングという)
| インターネット |
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モバイルルータ
ホームルーター |
|
PC,
スマホ |
4Gや5G,WiMaxなど
携帯電話向け電波 |
Wi-Fi,
USB |
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無線LANにも規格が複数あり,最新はWi-Fi 7 (802.11be)で,徐々に普及してきている。親機(Wi-Fiルータ)と子機(パソコン,スマホなど)のいずれか古い方の規格で接続することになる。親機に設定した暗号化,セキュリティを,子機に設定することが必要。